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美しい
美しい
とにかく、美しい絵本。
緻密で繊細な線
やわらかな色づかい
そこから醸し出される
相手を「好き」という気持ち
それが、主人公の女性とワニの表情一つひとつに
余すところなく表現されています。
ここに書かれてある文章は
女性から発せられた言葉のように思えますが
読み返すたびに
「お互いがお互いに対して伝えたいこと」
そんな風に
私には感じられます。
無骨な姿をしたワニの
ものすごくやさしい目に
少女に対する、溢れる愛が表現されていて
心の奥に、温かいものが広がってくるようです。
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